白石美帆の贅沢な日曜日 の変更点
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*白石美帆の贅沢な日曜日 [#k0ffdaeb]
毎週日曜日 午前9時30分〜55分 ON AIR
2004年3月14日にゲスト出演しました
&ref(http://www.tfm.co.jp/miho/images/o_green.jpg);マーブル色の日/矢井田瞳
ゲストに来てくださった、矢井田瞳さんの3月17日発売の
ニューシングル「Chapter01」のカップリング曲。
私も一足お先に聞かせていただいたんですけど。
ジャケットもかわいいんですよね。
ちゃんとヤイコさんのメッセージも載ってますので、
皆さんぜひお買い求めください。
&ref(http://www.tfm.co.jp/miho/images/o_blue.jpg);
Chapter01/矢井田瞳
今回は矢井田瞳さんをお迎えしてお送りしましたが、素直であまり気取らない感じ。
だから、話を聞いていて凄くやんわりした気持ちになれる方でしたよね。
知れば知るほどおもしろいし、やっぱり努力もしてるだろうし、
私は同い年って事もあって、個人的に凄い才能ももってるけど
それを自分の重荷に感じていないっていうか、
自分の好きなようにやっているんだけども、
それを色々自分で自分をわかっていて、色々チャレンジしてたりとか、
試してみたりしてるところが、凄く自然体で素敵だなって思いましたね。
*内容 [#c67a84c9]
☆番組2人目のゲストです!
矢井田(以下ヤ):どうも矢井田瞳です。
美帆:お久しぶりです。
あの1年ぐらい前かな?私のテレビ番組に以前ゲストで来て頂いて。
お元気でしたか?
ヤ:はい、元気でした。
美帆:今、ツアー中で全国回られてるんですよね。
和歌山から始まって、最後は6月25日北海道。全部で50公演。
ヤ:まだ14本終わったところですね。結構細かく渋いところまで、はい。
美帆:どうですか、やってみて。
各地でお客さんの盛り上がりとか違うじゃないですか。
ヤ:そうですね、初めての場所でやる時は、緊張するんですけど、
ふたを開けてみないと全然見当がつかないから。
でも、みなさん温かいです。熱いし。
美帆:以前、横浜で行ったライブ見に行ったんですけど、
その時、素足で歌っている姿と…
トークもヤイコさんおもしろいじゃないですか。
ちゃんとお客さんの空気を読んでる所が凄いなって。
歌も歌っているのに、その間って凄いエネルギー使うじゃないですか。
ヤ:MCが苦手なんですけど、私が見に行くほうの立場やったら、
歌以外のどっかでも楽しませて欲しいし、それに答えらればと思って。
って言ってもそんな意気込んでは無いんですけどね。
なんとなく、今回のツアーに関して言えば、細かく回らせてもらっているんで、
前日はその土地を散歩して、ここ行ったよとか、
これうまいなぁとかそういう話が出来るようにはしてます。
美帆:自然とそういう行動が出来るから、
会場に足を運んだお客さんと溶け込めやすくなるんだろうなぁと思う。
ヤ:そうだとうれしいです。
美帆:あと、前の横浜のライブの時は、
ライブが始まる前にご来場の皆様へってアナウンスが入るじゃないですか。
なんか声の出し方が違うと思っていて、そしたら歌の途中でヤイコさんが
「実は今日のアナウンスは私がやってんねん」と言う話して、
私だけだと思う、気付いてたのは!って思ってたの。
ヤ:凄い、結構会場の人たちは「え〜っ」て感じだったんです。
驚かせようと思ったんです。ばれてました?
美帆:私は、わかってた。
わかってたから、わかった時が嬉しかったんですけど。
でも、そういう心遣いというか、突拍子もない事をやってしまう感が
凄く好きなんですよ。
ヤ:会場アナウンスは私もやりたかったんで。個人的に。
☆ホワイトデーの思い出
美帆:今日は3月14日でホワイトデーなんですけど思い出ってあります?
ヤ:それがね、ホワイトデーでしょ。
男の人が女の人にお返しでしょ。特にない…。
美帆:ホワイトデーじゃなくて、バレンタインデーの時に告白したことは?
ヤ:小学校の時に遊び半分で、女友達みんなで、
一人の男の子にケーキを作ったりしたけど。
大人になってからはそうですね、高校のときに…
あれはクリスマスかバレンタインどっちか思い出せないくらいなんですけど
時計を交換っこしようって、あまり意味無いんですけど
同じお金を出して買って交換しあった覚えはあるんですけどね。
美帆:じゃあ、本命でっていうのはないか。
ヤ:ですね。
美帆:そっかそっか。
じゃあ、ちょっとホワイトデーにどんなお返し来るかしらとか
返事来るかしらとか、そういうドキドキ感はないですか。
ヤ:ないですね。
結構、今ホワイトデーって聞いて男子のほうが損やんなと思っちゃう。
美帆:なんでなんで。
ヤ:女子はチョコレート、手作りでも愛情はたっぷり入ってるとしても
そんなに高くないじゃないですか。
でも、それで求められてるものは凄い大きいですよね。
例えば彼氏彼女だったら。返事だけでいいというのはまた別として。
なんぼかえってくるのかなって。プレッシャーは大きいですよね。
美帆:そっか。倍返しとかするもんねきっと。
ヤ:損ですね。
美帆:私自身も、ホワイトデーに返事をドキドキして待ってたっていう
記憶が無くて、それほどドキドキするっていうのは、
小学校以来くらいな、さかのぼるとそれくらいだから、
あんまり思い出ってないんだけど。
ヤ:あげたことはありますか。
美帆:チョコレート、でも、遊び半分っていうか、配るというか、
いつもありがとう感じで。
だから、愛の告白っていうようなやつっていうのは、まだ無いですね。
ヤ:そうですね。愛の告白をバレンタインデーに合わせたことは無いですね。
美帆:私も、そう別なときに(笑)
似てるかも。
みんなが幸せ度数が高い時に、
幸せ度数を高くしていきたくないって思う時がある。
ヤ:だったら、それを乾杯のネタにしちゃって。みんなで集まってわーいって。
美帆:友達と集まって…。
うーん。でも、リスナーの方はちゃんとお返しがくるんだろうかとか
思ってる方がいると思うんですよね。
ヤ:それはそれでうらやましい。ドキドキ。
☆恋愛に求めるものは…?
美帆:この番組で20代の女性たちに以前アンケートしまして。
恋愛に求めるものはという答えにですね。
刺激とか楽しさ、安らぎという答えが返ってきて。
この3つが多かったんですよ。
ちょっと突然なんですけど、矢井田さんだったら、
この3つの中の、どれを一番重視します?
ヤ:凄い、まさにって感じですよね。全部なるほどそのとおりって感じですね。
美帆:刺激楽しさ、安らぎ…。
ヤ:楽しさ。選ぶとしたら楽しさ。
美帆:安らぎじゃない?
ヤ:安らぎも大切なんですけど、なんかいま面白いことしようよって時に
ぼーっとしてると、ちょっといや。
美帆:ノリが合わないと。
ヤ:でも、それは安らぎに繋がってるんですけど。
なんか、ユーモアって救われません?
美帆:救われる。
ヤ:近くにいる人が一緒にへこんでくれるのもいいけど、
突拍子も無い全然関係ないおもろい事してくれたら、
なんかええかなって思っちゃう。
美帆:ヤイコさんの詞って、凄いダイレクトじゃないですか。
これってもしかして、実生活?って思うようなこととか、
その詞の世界のことであったりとか、わからなくなるんだけど、
それがリアルで、リアルだからこそダイレクトに伝わってくるんですけど
その詞をみてると、どんな人がタイプなのかなって、
凄いそれを聞きたかったなって。
ヤ:なんていうのかな。タイプどんなんかな?
好きになった人がタイプですけどね。
でも、隙がある人が好きですね。
美帆:隙がある人?油断してたりとか?
ヤ:見た目とか仕事に対する姿勢は、絶対しっかりしている方がいいんですけど。
見た目っていうのは、外見じゃなくて、意気込みみたいなもんね。
だけど、ふとしたときに隙がある人。
わかりやすく言えば、例えば、松田優作さんとか、松本人志さんとか、
仕事に対する姿勢って言うのは、凄い尊敬で。
でも、私にはちょっとだけ、なんていうかあるじゃないですか、
仕事に対する姿勢の目と男らしさも持ち合わせつつ、
突進してるからこそ横が開いてるみたいな。
勝手にメディアとか通して、見たり、読んだりして
私が感じてるだけなんですけど、例えさせてもらうならば。
美帆:例えば、タバコを吸う人だったら、
何も考えずにぽけーっとしていて、
灰の部分が長くなっている瞬間っていうことですか?
違うかな。
ヤ:渋いですね。
☆作詞について
美帆:作詞とかっていつしてるんですか?
ヤ:いつも。
美帆:いつも!!
ヤ:頭の隅にいつも、なんか。
今、この風景を言葉にするならなんだろうとか。
楽器やったらなんだろうとか。
美帆:楽器やったらって?
ヤ:この空には何の楽器が合うんだろうとか。なんか、どっかで考えてる。
美帆:それはもう、絵的に覚えちゃってるんですね。
ヤ:そうですね。絵を描くのと似てる部分は多いなって思います。
美帆:それはもう、努力してやろうとしてるんではなく、
身に付いてるんですね。
ヤ:身につけたいなって思ってるのもあるし。
美帆:そうやって作って行くんだ。
ヤ:ですね。
この曲どうやって作ったのって言われると一部分しか思い出せないですね。
なんか、積み重ねで出来たって感じで。
美帆:難産では無い感じ?
ヤ:難産のは無いですね。
なんか、無理やり作ろう思ってやっているのは、
曲にとっても申し訳ない気がして。
そんなときは途中で止めます。
美帆:なんかすごいなぁ。深いですね。
ヤ:終わりが無いので、楽しんでやってます。
☆夢のおはなし…
美帆:さあ、そしてですね。
恋愛以外にも安らぎを感じる事って結構あると思うんですけど。
でも、忙しいですからね。
今50公演もやっていて。安らぎ感じるときってあります?
ヤ:やっぱ寝るとき。枕かな。
美帆:枕!!枕って、だって、どうするんですか。
公演行くごとにホテルとか変わるじゃないですか。
ヤ:そうなんですよ。去年はそれで、寝れなくて苦労して。
今年は睡眠をテーマにしようと思ってmy枕を持ち歩いています。
低反発の。
美帆:私も使ってますよ。夢とか見ます?
ヤ:夢見ます。凄いリアルな夢。
夢中で、飛んだりする夢があったりしても、
夢って知ってるんですよ、自分では。
美帆:あ、夢の中で、夢をみてるんだなって。
ヤ:もうちょっと覚めないで。あと、5分くらい飛んだら起きようって。
いつもリアルです。凄くリアル。
ツアーが始まると見出す夢なんですけど、
楽屋からステージまでが物凄く長いんですね。
今日、めっちゃ長いなって思いながら凄い走るんですけど、
走っても走ってもステージに着かなくて、それも凄いリアルなんですよ。
その時の舞台監督さんを浮かべたり、
ヤバイ、いま心配してるやろうな私の事とか。
凄いいろんなこと考えますね。
美帆:凄い現実的。追われてる感じですね。夢の中で。
たくさんのお客さんの前で歌うっていう、
表現するっていう事に対してのプレッシャーとか。
ヤ:プレッシャーとかストレスは、ついて回るもんやと割り切ってるんですけど、
何よりも自分が楽しのが一番伝わると思ってるんで。
プレッシャー、ストレスはあるけど、見ないふりしてます。
美帆:それがコツなんだ。
ヤ:夢に関して、書いたのは一曲ありますね。
「空のつくりかた」って曲があるんですけど、
それは夢で見たことをそのまま曲にしました。
美帆:そのときは、朝起きてこれ書こうって思って書き留めて?
ヤ:なんか、おもしろかったって思って。
忘れないうちにって思って、サクっと作ったんですけど。
夢の中の出来事なんで変拍子にできましたね。
それも面白いなって思いながら。ぜひ曲を聴いてみてください。
美帆:結構、安らぎ上手ですね。
ヤ:かもしれないですね。
“忘れること”を覚えました。最近ですね。
忘れるって大事やなって思ってます。
美帆:じゃあ、忘れられなかった時って、どうやって対処してたんですか?
ヤ:ずっと抱えてたりしてたけど、
まぁ、忘れようって思っても抱えるもんは抱えるから
なるべくは幸せ上手になりたいなって、忘れていこうって思って。
もちろん、それはその目の前にあることを妥協することじゃなくて、
ちゃんとそれは積み重なるはずだからって信じながら。
美帆:なんかいろいろ教えてもらいたいな。
同い年なのにそんなことを思ってしまう、ヤイコさん素敵。
そして、歌詞にもありましたけど、
なんか足りないか、乾いた日々があったら、
どうやって潤しますか?最近、なんか乾いてるなっていうとき。
ヤ:じっとするのもありやし、自分の背中を自分で頑張って押して、
友達に電話して遊びに行こうって言ってみたり、
普段ないところに、景色を見に行ったりするかもしれないです。
今回は矢井田瞳さんをお迎えしてお送りしましたが、
凄くね素直であまり気取らない感じ。
今日一つ勉強になったのが、忘れることですね。
時には忘れることも大切なんだなと、
やっぱりなんか起きたことはしょうがない。
起こってしまった事はしょうがない。
忘れることも必要なときもあります。
忘れる前に、これはいけなかったんだなって事を
頭においておけばいいのかなって思いましたけどね。
[[矢井田辞典]]